私の記憶をたどれば、インターネットを通じて人と人がコミュニケーションを取れるようになってから約四半世紀。メールやWebページで個人と個人が繋がり、企業やお店もお客様へダイレクトに情報発信ができるようになりました。
2018年現在、様々なWebコミュニケーションのツールがありますが、(こちらも私の記憶を辿って)商用利用された順番でならべると、大きく6つに分けられます。
Webサイト(ホームページ)
メール(メールマガジン、メーリングリスト)
掲示板(BBS)
ブログ
SNS(Twitter・Facebook・Instagramなど)
動画(ユーチューブ・ニコニコ動画など)
これらのWebコミュニケーションのツールを活用して、いかに効果的なWebマーケティングを行うのか。ツールがどんどん増えていく中ですべてに対応していくのは難しいですね。それぞれのツールには、メリットやデメリットもありますので、提供するサービスやビジネスの規模に合わせて組み合わせ、運用できる範囲から取り組んでいきましょう。
ブログだけ、SNSだけ、動画だけに特化したブロガー、インスタグラマー、ユーチューバーといった手法もありますが、お客様に向けたサービスというビジネス利用という点では、1つだけでは無理がありますし、Webサイトだけでは、一方的に情報発信するだけなのでコミュニケーションが取れません。
小さなビジネスを始める場合、まず着地点として1)Webサイトはあったほうがいいですね。また、Webサイト内で定期的に情報発信ができればいいのですが、Webサイトのツールによっては情報更新が難しい場合、4)ブログをWebサイトから連動させて情報発信するのも一つのやり方です(※)。Webサイトやブログの情報の拡散として5)SNSでも発信していくという流れが、2018年現在のWebコミュニケーションのスタートラインかなと。
※無料ブログサービスはビジネス利用を禁じているものも増えてきています。
スタートラインに立っても、Webコミュニケーションがうまく機能するかは別の話ですが、まずはWebコミュニケーションを行う場がなければ始めりませんので、まずはこれらのツールから活用していきましょう。
ちなみに、お客様や会員様が増え、情報をよりプッシュで特定の方に配信したい場合には2)メールを使ったり、より囲い込んでコミュニケーションできる場をつくりたい場合は3)掲示板などでコミュニティを作る方法もあります。
それぞれのツールについて、始めやすい方法、運営のポイントなどを次回からご紹介していきます。
つづく。